妊娠糖尿病の治療で、血糖値をこれから妊娠が終わるまで1日4回測定することになりました。毎日の測定にはとても不安を感じていましたが、測定は想像していたような苦痛なものではまったくありませんでした。使い捨ての器具(針と試験ストリップ)に少しお金がかかるのはちょっと負担にはなりますが。

私が今使っている血糖値の測定器の使い方やしくみなどを以下に紹介します。
(妊娠糖尿病の初診や食事のガイドライン、血糖値の基準値についてはこちらにまとめました。)

血糖値の測定器の概要

私が病院から処方された測定器『ONETOUCH Verio Flex』はコンパクトでとても使いやすく、測定は1回5分もかからずに終わります。計測結果は自動で保存されていくので、毎回メモをしなくても大丈夫ですし、とても効率的で助かっています!

血糖値の測定器『ONE TOUCH Verio Flex』

測定器の一式は、眼鏡ケースよりも少し大きめくらいの黒いポーチにおさめられています。ポーチをみただけでは中身は何かわかりませんし、外出先で化粧室などに持って行ってもまったく違和感はありません。

『ONETOUCH Verio Flex』のポーチ一式
(左側)記録帳、ランセットの替え針
(右側)メーター、ランセット(Lancet)、試験ストリップ(Strip)

この測定器は妊娠糖尿病の初診中に渡されたので、今のところ代金の請求はされていません。初診中にも支払いについて看護師さんに確認したのですが、「タダよ!」と言われました。

測定器代も保険ですべてカバーされるものなのか、なんだか疑わしいので、後日請求書が届くかもしれないと思っています。

採血と測定の仕方

この測定器を使って測定するときの具体的な手順をまとめました。使用する道具は、血糖値を測定をするための「メーター+試験ストリップ」と、採血するための「ランセット+針」です。

  1. まずお湯で手を温めながら石鹸で手を洗います。お湯を使うのは血が出てきやすいようにするためです。(アルコール消毒は不要です)
  2. メーターに使い捨ての試験ストリップをセットします。(セットすると自動で電源が入り、測定モードになります)
  3. ランセットに使い捨ての針をセットします。
     

    ランセットに使い捨ての針をセットしたところ

  4. ランセットのダイヤルを回して針を刺す強さをセットし(私はいつも一番弱い1にしています)、指(私はだいたい薬指か小指)の側面にランセットの上端を軽く押し当てて、白いボタンを押してチクっと刺します。
  5.  

    針を刺す強さ下部のダイヤルで1~7まで調節できる

  6. 1滴分くらい指から血を押し出し、メーターの試験ストリップに血を吸い込ませると、5秒で測定結果が表示されます。

下の写真は昼食後2時間の血糖値を測ったところで、「05-10 3:14PM 112 mg/dL」と結果が表示されています(食後2時間の基準値120 mg/dL以下ですがちょっと高めです。)

(左)血液を採るための針(Lancet)(右)メーター。上部に試験ストリップを挿入して血液を付けると5秒で測定結果が表示される。測定値と測定日時は500回分まで自動で記録される。

この手順に沿って2~3回測定を繰り返していると、すぐに慣れて数分で測定できるようになります!

測定時の痛みは?

妊娠糖尿病になる前は、もし自分で毎日血糖値の測定をすることになったら、採血時の痛みや傷などでとてもつらいだろうなと恐れていたのですが、いざ測定を始めてみると、針を刺すときの痛みはほんのわずかで、指に傷も残らないのでまったく苦に感じていません。指に傷が残って家事や日常生活に支障がでることもないので助かっています。

ちょっと不謹慎かもしれませんが、どちらかといえば血糖値測定は食事の結果がすぐにわかるのでおもしろいです! 妊娠糖尿病の治療が終わってもたまに測りたいなと思います。

妊娠糖尿病にはならないに越したことはありませんが、グルコーステストも血糖値測定も、体験してみるとそこまでつらいとは感じないので、過度に心配しすぎる必要はなかったなと思います。

病院も対応に慣れていててきぱきとサポートしてくれ、計測器もとても便利なものが作られているので、そのような医療を受けることができてとてもありがたいなとしみじみ感じます。

使い捨ての付属品

測定では毎回使い捨ての針と試験ストリップを使用するので、これらを使用期間分(少なくとも妊娠が終わるまでの分)は購入する必要があります。いつも妊婦検診に行っている病院の助産師さんにお願いして処方箋を出してもらったので、薬局で購入してきました。

(左)『ONETOUCH Delica』使い捨ての針
(右)『ONETOUCH Verio』試験ストリップ

これらの代金は、保険が適用された後の値段(Copay)で、ランセットの針(LANCETS)が300本で$22.28、試験ストリップ(TEST STRIPS)が150本で$40でした。両方とも同数必要なのですが、なぜか300本と150本で渡されました。試験ストリップは保険が適用されていないと高いですね。

Drug Cash Price Copay
ONETOUCH LANCETS (300) $34.20 $22.28
ONETOUCH VERIO TEST STRIPS (150) $120.50 $40.00
TOTAL $154.70 $66.28

現在妊娠29週なので、妊娠40週までののこり11週間で最低336個(1日4個×84日分)ずつ必要になので、出産までにもう1~2回は購入が必要になりそうです。

おわりに

予期せず始まってしまった妊娠糖尿病の治療ですが、いまのところ病院のサポートを受けながら体調はとくに問題なく過ごせています。

まずは1週間後の経過観察の受診に向けて、ガイドラインに沿った食事と血糖値測定にはげみたいと思います。食事の内容は試行錯誤中ですが、血糖値の測定結果と食事の内容などはまた別の記事にまとめたいと思います!