アメリカでは妊娠24~28週ごろにグルコーステスト(Glucose Tolerance test)という妊娠糖尿病(Gestational diabetes)の検査があり、私の通っている病院では28週目に受けることが決まっていたので検査を受けてきました。アメリカの妊婦検診では基本的に全員が受ける検査のようです。

アメリカのグルコーステストとは?

アメリカのグルコーステストにはいくつか方法があるようですが、私の受けた検査はまずスクリーニングテストを行い、それに引っかかると再検査を受けるという流れでした。検査について簡単に紹介します。

(検査の情報は、American Pregnancy Associationのホームページ Glucose Tolerance Test に詳しく記載されているので参考になりました。)

1時間グルコーステスト(1-hour glucose screening test)

最初のスクリーニングテスト(1時間グルコーステスト)では、グルコース50gのドリンクを飲み、1時間後の血糖値を測ります。検査前の食事制限などはとくにありませんが、ドリンクを飲んでからは水以外の飲食は控えます。この検査で血糖値が基準値を超えると次の再検査に進みます。

判定の基準値は病院によってやや異なり、だいたい129~139mg/dl以下が用いられるようです。基準値を低くすると、検査の精度は下がる(妊娠糖尿病ではない人も引っかかりやすくなる)のですが、妊娠糖尿病の人をより多く見つけることができます。

私の通っている病院の基準値は、低めの129mg/dl以下に設定されていました。検査を受ける側としては引っかかりやすくなりちょっとつらいです。

1時間グルコーステストの基準値(筆者の通っている病院の場合)
計測時間 基準値(Reference Range)
1時間後(1 hour) 50 mg/dl ~ 129 mg/dl

3時間グルコーステスト(3-hour glucose tolerance test)

1時間グルコーステストで基準値よりも高い血糖値が出た場合は再検査となり、3時間のグルコーステストを受けます。この再検査では、空腹時、グルコース100gのドリンクを飲んでから1時間後、2時間後、3時間後の合計4回血糖値を測ります。(空腹ななか3時間で4回血を抜かれるちょっとつらい検査です。)

スクリーニングテストとは異なり、検査前日の夜(検査の14時間前)から絶食する必要があり、検査が終わるまでは水以外は摂取できないので、朝早くに検査を受けた方が空腹の負荷が減ります。

4回の測定値のうち、2つ以上で基準値を超えた場合は妊娠糖尿病と診断され、専門の医師と相談しながら食事・運動療法やインスリン治療などで個別に治療をすることになります。(ひとつだけ異常値となった場合は、医師と食事について話し合って改善したり、妊娠経過の途中で再度検査を受けるなどの経過観察になるようです。)

3時間グルコーステストの基準値(筆者の通っている病院の場合)
計測時間 基準値(Reference Range)
空腹時(Fasting) 50 mg/dL ~ 95 mg/dl
1時間後(1 hour) 50 mg/dL ~ 180 mg/dL
2時間後(2 hours) 50 mg/dL ~ 155 mg/dL
3時間後(3 hours) 50 mg/dL ~ 140 mg/dL

1時間グルコーステストを受けました

私の通っている病院では、妊娠28週目0日の好きな時間にラボに直接行って検査を受けられたので、お昼前に検査に行ってきました。

前回の妊婦検診のときにグルコーステスト用のドリンクをもらっていたので、軽い昼食(自主的に炭水化物抜き)を食べたあと、11時にグルコース50gのドリンクを自宅で飲みました。

グルコース50gのドリンク

グルコースドリンクのラベル

少し甘い微炭酸のジュースで、オレンジ色でしたがオレンジジュースの味とはちょっと違うような味でした。冷蔵庫で冷やしておいたので甘すぎるとは感じず、問題なく飲めました。開封してから5分以内に飲み終えるように説明を受けていたので、5分で飲みました。

前回の妊婦検診でもらった検査用の説明用紙にドリンクを飲み終わった時間(11時5分)を記入し、自宅から30分ほど歩いてラボに向かい、検査時間(12時5分)の15分前にラボで受付をしました。

グルコーステストの説明用紙
ドリンクを飲み終わった時間を記入してラボに提出

待合室でしばらく待っていると、検査時間ぴったりくらいに看護師さんが呼びに来てくれました。

このとき、「何時にドリンク飲み終わった?」と聞かれたので、「11:05です」と答えると、「もう時間ね!」と言って採血室へ通されました。(ラボの受付にドリンクを飲み終わった時間を記入した検査用紙を渡したのですが、うまく情報伝達されてなかったのかもしれません。)

採血はすぐに終わり、ラボの滞在時間は10分くらいでした。そのあとは、病院の近所でランチを食べて、スーパーで買い物をしていったん家に帰りました。

1時間グルコーステストに引っかかる

検査結果は病院のポータルサイトから検査を受けた日の午後14時ごろには見ることができました。スマホでポータルサイトをチェックすると、残念ながら基準値をかなりオーバーしていました!

1時間グルコーステストの結果(筆者の場合)
計測時間 基準値(Reference Range) 検査結果
1時間後(1 hour) 50 mg/dl ~ 129 mg/dl 166 mg/dl (High)

再検査の3時間グルコーステスト確定です! この検査の1カ月ほど前からお菓子などの糖質は食べ過ぎないように気をつけていたつもりだったのですが、ひっかかってしまったものは仕方ないですね。ここまで基準値を大きく超えているので、3時間グルコーステストも引っかかる気がしています。グルコースの量も50gから100gの倍になるので。(私はもともと糖尿病の家系でも肥満体型でもないのですが、そういう人でも妊娠糖尿病にはなるようです。)

その日の夕方には、担当の看護師さんから検査結果に関するメールがポータルサイトから届きました。仕事が早い! 私は英語での電話が苦手なので、メールで連絡をもらえると誤解がなくとても助かります。

看護師さんからは、1週間以内に3時間グルコーステストを受けるように案内がありました。

  • ラボに予約は必要ないので好きな日時に行ってよい。
  • 検査前日の晩から検査が終わるまで絶食のため、朝早く行くのがおすすめ。
  • 検査は4回採血(空腹時、ドリンクを飲んで1時間後、2時間後、3時間後)。
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    来週の木曜日には妊婦検診でいつもの助産師さんに会うので、それまでには3時間グルコーステストの結果が出ているように、来週の前半には再検査に行こうと思います。(3時間グルコーステストの再検査についてはこちらにまとめました。)

    また、1時間グルコーステストでは血糖値だけでなく血中の鉄分についても調べてくれており、貧血ぎみであることがわかったので、鉄のサプリメントを追加で飲むことになりました。それについては、こちらの記事にまとめました。